読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アオティーサバーイジャイ生活@タイ

เอาที่สบายใจ(アオティーサバーイジャイ) どうぞお好きなように~ Amazingなタイランドでの日々。

MENU

タイ生活1,297日目。ベルが鳴る。

2015年もあと残り10日となった月曜日の朝。 

週末に日本から友達が遊びに来て、赤子だっこで一日でかけた疲れも残る中、いつもより早めにオフィスに着いた。

先週デスクにオフィスの鍵を忘れてしまったので他のスタッフが来ないと入れない。

のに見事に誰も来ない。。

始業時間になってしまい、どうしたもんかなと思いながら、古くなってあまり状態の良くないドアノブを試しにガチャガチャやってみたら開いた。笑

だめじゃん。笑

 

オフィスの中には入れても、その奥の私の仕事場、事務室への鍵がないので仕事はできない。

そのうち誰か来てくれるといいなぁと思っていたら、事務室の中の電話が鳴った。

誰かの欠勤報告だろうか。でも出れないんすよねーサーセンと心の中で謝りながらベルの音を聞いていた。

何度かコールしては切れ、また鳴り出す。

出たい気持ちは山々だけれど、事務室のドアはガチャガチャやっても開かなかったので、電話の音を聞きながら朝ごはんを食べることにした。

と、今度は私の携帯が鳴った。

 

画面にはしゃちょーからの着信が表示されている。

鍵を忘れて中に入れないんですよーすいませんという言い訳を言う準備をしながら電話に出ると、会社の近くで事故を起こしてしまったので来てくれないかと言われた。

マスオさんばりに「ええ~」という声が出た。

 

ほんの数か月前の休日の夜に電話が鳴り、後ろからぶつけられたと言われた時のことを思い出しまたですかァ~(泣)と思ったけど、前回は電話口で相手の車の保険会社の人と話すだけで済んだので、今回はまたちょっと違うご様子。

ひとりで対応するのが不安だったので、藁にもすがる思いでこういう時頼りになるスタッフに電話をしたら、遅刻して出勤している途中だったので付き添ってもらうことに。

朝ごはんはテーブルに置いたままとりあえず急いでオフィスを出た。

 

日本の、秋田の実家では車に乗っていたけれど、いわゆるペーパーゴールドだった私は事故ったことがない。

事故った時にどうしたらいいのかもよくわからないのにタイでどうしたらいいんですか状態だったので、8割方タイ人スタッフに丸投げしようと企みながら現場に向かった。

 

バンコクの渋滞は酷い。

そして運転マナーも酷い。とても酷い。

オフィスがある通りは片側の二車線がほとんど動かない状態がよくあって、右折する車が待ってられるかいとばかりに反対車線をかっ飛ばしてゆく。

バイタクも車線をはみ出し逆走しながら会社員を運んでゆく。

むしろ事故だらけではないことを賞賛してしまいたくなる。

 

しゃちょさんの事故も、相手の逆走から発生したものだった。

路地から左折して通りに出て来たんだけど、右側だけを確認して左折し、ふと前を見たら、反対車線から思い切り内側を攻めてその路地に入ろうとしてきたピックアップトラックが目の前にいて避けきれなかった、と言う。 

左のライトの所が思い切り潰れて割れていた。

相手の車はほとんど損傷がなく、ピックアップトラックって丈夫なんだなーと感心してしまった。

クレーンサービスと書かれたピックアップトラックに乗っていたふたりはお揃いのつなぎで、これから現場に向かうんだろうなというかんじだった。

 

彼らはもう保険会社に連絡して呼んだから、うちのも呼んでと言われ、タイ人スタッフに車に積んであった書類の番号に電話してもらった。

電話の後彼女が渋い顔をしながら、向こうが悪いけど、向こうの保険は一級じゃない気がする。二級とか三級とかだと、向こうのお金で全部直すのは難しいかもと心配そうに漏らした。

 

30分ほど待ってお互いの保険会社の人が到着。車の写真をスマホで撮影し終わるといざ話し合い。

なんと相手は、自分は逆走なんてしていない、自分の過失ではないと言い出した。

仮にもし彼が逆走せず、右折の際も十分余裕を持って路地の左側に進んでいたとしたら、それでもぶつかってしまったとしたら、左折して通りに出ようとしていたしゃちょさんの車の右側にぶつかるはずなので、どう考えても無理があったのだけど、頑なに譲らない。

私はしゃちょさんの証言を、絵を書きながらつたないタイ語で説明し、彼の言い分はあり得ないと言っても認めないので、みんなで警察に行くことになった。

この時点で、あれ、事故った時って日本だと警察も呼ぶんじゃなかったっけ?みんなで連れだって行くのかい?と不思議に思ったのだけど、それは車が走行不可能なほどの事故なのかな?

タイ人スタッフが、確認したらやっぱり彼の保険は一級じゃない。と言った。

 

近くの警察署へ行き、担当官のデスク前に当事者が並んで座る。本来なら当事者のみなのだがしゃちょさんがタイ語がわからないので私とタイ人スタッフが特別に付き添い。

保険会社の人は署までは来るけど基本的に警察官と話すのは当人のみのようだった。

担当官にまた絵を書きながら事故の経緯を説明すると、車を見せるように言うので連れて行く。

車の写真を撮って戻ると、今度は相手の方だけデスク前に座るように言い、私たちはパーテーションの向こうで待たされた。

 

しばらくすると相手の人が財布を広げながら出てきて、少し離れた窓口へ行った。

交通違反の罰金を払わされていた。

そのあとさっきの担当官より偉そうな人のデスクの前に促され、改めてまたイチから事故の報告をする。

偉そうな警察官は免許証を出すように言い、それを見ながらぽつぽつと質問をし調書にふたりの個人情報や事故の経緯、罰金のことなどを書き留めていった。

 

ここへ来て相手の人は、初めて自分の過失を認めますと言った。

事故現場で認めていたら警察署に来る必要も、400バーツの罰金を払うこともなかったのに、、 どう考えても言い逃れできない状況で、それでもなお違うと言ってみる精神力。というかあんまり考えてないだけなんだろうか… 

不思議だ。

 

調書のコピーをもらい、相手の保険会社の人が書いてくれた書類をもらってお開きになった。修理に出す時に調書のコピーも出すんだそうだ。

とにかくおなかがすいていたので、解放されて嬉しかった。

 

一旦は会社に戻るけど、明後日には日本に帰国するから今日中に修理に出したいというしゃちょさん。

朝ごはんを詰め込みながらメールチェックなどをし、すぐまたお昼を食べて車の書類をまとめ、ディーラーに向かった。

相変わらず道は混んでいて、しゃちょさんは少しでも早く行きたいのかしょっちゅう車線を変える人なので修理に出しに行く道中も何度もヒヤッとした。

人身事故でなくて本当に良かった。と思った。

あと仕事ひと段落ついた後で良かったよほんと。

 

以前サスペンション交換してもらったディーラーというか、ディーラー直営の修理屋さん?に着くと、いつものごとくめっちゃ混んでいて入るのが大変だった。

やっとこ車を停められて、受付の人に修理してほしい旨を伝えると、加入している保険会社を聞かれ、そこは扱っていないから他のディーラーに行ってくれと言われた。

出たよ必殺無駄足~ですよ。

あれ?ていうかうちのなの?相手の保険会社じゃなくて?うちの保険で直して向こうに請求するとかそういうこと?さっき向こうにもらったこの書類はどこで使うの?誰が払うとか関係なくとにかく自分とこの保険を扱ってる所じゃないと保険では直してもらえないってこと?誰か教えてエロい人と思ってみたものの誰も教えてくれないので、

とりあえずうちの保険会社に電話して、このあたりで修理に出せるディーラーを数件教えてもらい、近場からかけてつながったところに向かった。

前回ぶつけられて修理した時に学んだんだけど、修理に出す際にはそこが自分の入ってる保険会社を扱ってるかどうか確認しないとだめなんよね。

日本でもそうなのかもしれないけど何分事故経験がないので、未だに理解できてないし。てきとーな修理屋さんに持って行くんじゃだめなんだ!と思ったんですよ。

 

ディーラーに着くころには夕方になっていて、あぁ今日は一日事故対応だったなぁと、ぐったり。

今日は預かれないから来月初旬にもう一回来てという職員に、

日本に帰国するから今日置いて帰って来月末戻ってきたら取りに来たい。それまでに終わらないと困る。というか終わったら持ってきてくれない?とゴリ押しのしゃちょさん(超日本人)。の通訳をする私。

今日は無理と言っていたのに頼んだら希望通りの日程でやってくれるという、言ったもん勝ち社会なタイ。(負けることもありますのであしからず。)

お届けサービスはないので自分で取りに来てとは言われたけど。

保険会社の仕組みがいまいちわからず、うちは一切お金払わなくていいんだよね?と二回ぐらい確認してしまいますた。

 

今回の修理、無理矢理な嘘までついた彼の保険でカバーできるとは思わないんだけど、自己負担できるんだろうか?

できなかったらどうするんだろう?誰が払うの?会社の車っぽかったから会社が負担してくれるのかなーみたいなことをタクシーの中で話しながら帰ったんだけど、しゃちょさんは何度も彼お金なさそうなのにかわいそうなことをしたなぁと言っていて、あらまぁやさしいとか思ったんだけど、どうやら路地から出て左折する時に一旦停止しなかったそうで。

ちょっと考え事もしてて、ちゃんと気をつけてれば避けられたのかも…と良心が痛んでるようだった。

かわいそうだと思ったらそれ言ってあげればよかったんじゃ… なんて言う訳ないか。向こうの過失は間違いないしね。

 

今の会社に入った時引継ぎをしてくれた先輩が、そのまた先輩に言われたらしいんだけど、ここで働くと自分の戦闘能力が上がります!と。

それぐらい色々やらされるよ!ということらしいんだけど。

なるほど、と思うことが多々あります。

よそで働いたことがないから比べられないんだけど、現地採用ってこんなかんじなんだろか?

 

なるほどと思いつつも、今んとこ困ったらタイ人スタッフに頼ったり、某トラブル発生の際に「税務署に直談判に行くからちゃんと話せるようにしておいて!」とか言い出した時は逆にリスクがあることを訴えて説得に成功し行かずに済んだりと、大変そうなことは回避してるんだけどね。

なのでたいして戦闘能力は上がっていません。笑

まぁでもあれですね勉強にはなりますね。

世間知らずなもんで、色んな発見があります。

ただ事故とかはもう勘弁して欲しいですね怖いんで。

 

しゃちょさんからの着信があるとつい構えてしまうクセがついてしまった。

来年は悪いお知らせのベルが鳴りませんように。

心おだやかに過ごせますように。

皆々様も、どうか事故にはお気をつけて。

  

IMGA0511.JPG