息子さん2が学校に通い始めて3ヵ月。新学期前のサマースクールから通っていたので、実質4ヵ月が過ぎました。
しばらく泣きながら、ソンクラーン明けはソンクラーン休暇の間一緒にタオ島で遊んだお友達の名前を呼んで泣きながら通っていましたが、今は毎日元気に通っています。
仕事から帰るといつも「今日ねぇSchoolでねぇ、Happyしたよ!」って言ってくれるのが最高にかわいいです。
かわいいですったらかわいいです。
初登校🏫 #firstday #mylittleson #gotoschool #summerschool #thailand
担任の先生も副担任の先生もやさしくて、朝は私自分で送っていくんだけれども、迎えてくれる先生の態度や顔でなんだか安心します。
副担任の先生は特に「I love you~」とハグして迎えてくれたりほっぺにチューを強要したりwスパイダーマンの手みたいな手話のI love youをお互いに作ってみたりととても微笑ましい。
私先生にこんな風に出迎えられたことないなーと、家でも学校でもかわいいかわいい言われて育つとどうなるんだろうなって興味深かったり。笑
息子さん2は照れた時なんかに鼻の下をちょっと伸ばしてニヤっとする。
朝学校で先生に挨拶する時にその顔になる。
学校でどんな風に過ごしているのか知らないけど、その顔を見るとなんだか大丈夫な気がしてきます。
先日ついったーでもつぶやいたのですが、タイの学校は日本に比べて緩いです。
制服の日は革靴、運動着の日は運動靴なんだけど、2は毎日白の運動靴。今朝とうとう先生に「なんで友達と同じ黒い靴を履かないの」と言われ、「痛いからって履きたがらない。多分硬いから…」と答えたら「オ〜この子は賢いね!」と言われた。「硬いからみんなと同じのを履かないの。賢い!」だって。 pic.twitter.com/mGXZjmdVvF
— おこめ@タイde迷走中 (@tw_okomex) June 22, 2018
日本教育を受けて育った私はいつも、「みんなと違うこと」をすると叱られるのではと身構えてしまいがちで、ちょっと悲しい。
タイローカル校の幼稚園クラスは、持ち物の中に歯磨きグッズやお昼寝用ブランケットと並んで全国民が愛用しているとされる「ベビーパウダー」があります。
個人的に毛穴と気管に詰まりそう…と不安なのと、くさい(無駄にフローラル)ので我が家では使いません。
長男の時にそれを先生に言うのも恐る恐るでした。
ついでに歯磨き粉も使っていないから歯ブラシだけ持たせようと思って、それも聞きました。
あれこれ言い訳しながら、ダメって言われたらどう食い下がろうかとか気構えながら「使わせなくてもいいですか」と聞いたら、秒で「いいよ!」と言われた時の拍子抜け具合といったら。
えっ アレルギーでもないのにいいの!?って。
考えてみたらいいに決まってるのにね。逆に使わなきゃいけない理由がないじゃないですか。でもそんなこともわからないほど「みんなと同じでなければいけない」という呪いにかかってたんだなぁと、それが衝撃でした。
自分では割と自由な方だと驕っていたので。
学校は制服と運動着、大きくなるとボーイスカウトみたいな服もあって曜日ごとに着る服が決められています。
一応その服は着せるけど、たまに本気で間違えたり(月曜が祝日だったりするとよくやる)、洗濯が間に合わなかったりで違うの着せることもままあります。
でも見てると普段からみんな適当だったりして、特に何も言われない模様。
指定のソックスもありますが、長男はなぜかお気に入りの紫の靴下(伸びてびろびろ)をよく履いてゆく。
そんなかんじでまぁタイランドです。
すごく いい…!
遠足も運動会も学校側が昼食を用意してくれるし、年に一度のクリスマスパーティで持ち寄る食べ物もみんな買って済ませる。
お弁当という文化がないからだろうけど。
朝ごはん間に合わなかったら学校の食堂で15バーツ(45円)のごはんとか食べれる。
チビの持ち物の名前は全部先生が書いてくれる。
学校の行事に参加しなくても別に何も言われない。PTAもない。
なんなら私長男の担任の先生知らないww
楽 ち ん !!
もちろん学校によって担任の先生によって良い悪いはあるようだし、合う合わないもあります。それは酷いなーって話も聞いたことある。
でもタイって合わないなと思ったり、他にいいと思う学校があればすぐ転校させるのよね。担任(クラス)替えてくれって言ってみたりとか。
息子さん1はイングリッシュプログラムでひとクラスしかないから持ち上がりだけど、毎年同級生の数名がいなくなって、新しい子がやってくる。
うちは経済的によそが厳しいので、行きたくないとか言い出したらどうしよう…とビクビクしてるんですけどね!
今のところふたりとも問題なく楽しく通えてるみたいだから胸をなでおろしています。
いくら親が人と違っていいのよと言ったって、学校が社会がそれを認めてくれなければ一歩外に出た途端に子は窮屈な思いを強いられる。
窮屈と思わずに、それが普通と思ってしまうのも怖い。それが普通になった人は他人に同じことを求めるから。
ずぼらなので学校のこと全然知らないんだけど、周りのタイ人を見ていると日本とはだいぶ違う教育を受けてきたんだろうな~と感じるので(もちろん一長一短よ)、なんとなくその辺は安心感があります。
違いを認めることとか。他人に努力や我慢を強要しないとことか?マイペンライマイペンライなとことか。笑
高い教育水準を求める人にはアジアは向かないと思うけども。だからやっぱり合うか合わないか、ですよね。
いい所しかない国なんてきっとないけど、肩の力を抜いて生きられるタイは、私に合ってるな~と日々感じています。
子供にとってもね。うちの子ちょっと変わってるから、日本の学校に通わせるのはきっと勇気が要る。。
日々の小さなこと、学校でのあれこれ、些細なようできっと全部つながっている。
社会を取り巻く寛容でゆるゆるの空気はプライスレスだよなぁと、思う訳ですよ。
サバーイな人生を歩んでいきたいよねぇ。
おしまいっ
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