なんだか毎日雨が降りますねぇ。
The 雨季ってかんじですタイランド。
今日はタイ人スタッフの愚痴を聞かされて、めちゃくちゃ笑いました。
ほんとうにすごいと思う。なんでこんなにおかしいんだろう。
twitterでもよくつぶやいたりするし、ブログにもたまにそんなよーなことは書いてるんだけど、(わりと反響のあった過去記事 → 責任感ってなんだろうね - アオティーサバーイジャイ生活@タイ)
生まれ育った環境も文化も違う日本人とタイ人、一緒に仕事をする上でわかり合えないことも多々ある訳ですよ。
特に日本で長く働いた経験のある人や、きっちりした性格の人ほど難しいのではないでしょうか。
うちのぼっすはスタッフに自分で考えさせようとする人で、それは間違っていないし仕事のクオリティを上げる上で重要だと思う。
けれど基本何も考えないタイ人、根気強く教えたところでどうなのかというところもある。さらにタイ人は割と頑固で思い込みが強いので譲らない。
私は超絶めんどくさがりで諦めがいいのですぐに自分でやってしまうけど、それは教育という意味ではダメなのよね。
細かーい日本人と、マイペンライで問題は起きてから考えるタイ人。お互いが主張を通そうとすると双方共にストレス不可避だったりします。
うんそれ、間違ってはいないんす。間違ってはいないんすけどねー!とか、
うんうんわかる。その気持ちはわかるよー!とか、
立場も性格もちょうど真ん中あたりの私は板挟みになりながら通訳をする日々です。
もちろんちょうどいい加減になるように言葉を変えたり省いたりします。
皆さん通訳者を信じてはいけませんよ。
自分の想いをすべて伝えたいと思ったら、自分でその言語を勉強した方がいいんじゃないでしょうか。笑
今日はことさらぼっすの要求が厳しくて、タイ人はストレスフルだった模様。
愚痴は普段から言ってるけど今日はまた激しかったです。
「考えろって言うから考えたってそれはダメとか良くないとか、一回だって採用したことないじゃん!だったら最初からボスが考えた方がいいでしょ!?」
「タンマイ(どうして)タンマイって、わからないから聞いてるのに!!」
「これどうしたらいいんですかって聞いたら「なんでその質問をしたの?」だって!席に戻りながら私なんで聞いたのかな?って考えちゃったよ!」
「今日は普段使わない頭いっぱい使ったから頭痛がする!」
とかとか。
タイ人の仕事を信用しないぼっすが無茶苦茶細かい指示を出したのを伝えたらすっごいびっくりして、
「それぐらいわかるよ!わからないと思ったの!?幼稚園じゃん!!」
とか。思わず吹き出しました。
そんなかんじで今日はタイ人の愚痴に笑いっぱなしでした。
私はぼっすみたいな人別段珍しいと思わないんだけど、タイ人からしたら宇宙人みたいなんだろうなと思って。そう考えるとおかしくてたまらなかった。
タイ人スタッフはボスのことを基本名前で呼ぶけれど、ぼっすのいない所で彼のことを話す時はポー(お父さん)と呼ぶことも多いです。
今日はいつもより酷かった疲れたと散々愚痴を言ったあと、
「ポーは今日どうしたんだろうね。マイサバーイ(具合が悪い)なのかな。」
「わかったきっとポーは病気なんだ。きっとそうだ。」
と締めたのでこれまた爆笑。
ぼっすの考えもこうしたいという想いもわかるし、タイ人が理解できないのもわかるからこそ妙におもしろくてツボってしまった。
なんて険しい道のり。いつかわかり合える日は来るのかしら。(来ないと思ってる)
文章で伝えるのは難しいけど、タイ人の明るさって基盤が違うよなぁと思います。
なんだろうなーカラッとしてるというのかな。すごくナチュラル。
仕事中もすぐふざけるし冗談ばっかり言うし、小学校みたいと思うことばかりだけど、私は好き。
楽しいって最強だと思うので。
愚痴を言いつつもポーとか呼んでるあたりも憎めないのよね。
板挟みが仕事みたいな現地採用やってますが、楽しいと思えるのは私の神経がごん太なのもあるけどタイ人の明るさに助けられてる部分が大きいと思います。
これ、挟まれるのが日本人と日本人の間だったら全然違うんだろうなぁって。
愚痴を聞いておなか抱えて笑うこともなかったかもしれない。
何を良しとするかにもよるけど、タイランドはやっぱりすごい気がするおこめなのでした。
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