タイ人は見栄っ張りだ、と思う。
何人かとかあんまり関係ないかもしれないし、こだわるところが違うだけなのかもしれないけど。
一粒のお米には7人の神様がいるんだと言われ、もったいないおばけのCMを見て育ったアラフォーなわたくしめ。
「食べ物を無駄にする」のに抵抗があるので、必要最低限しか買いたくないし、余ってしまったら保存する(でもたまに保存したことを忘れて結局捨てる)。
おかずを食べられる分だけ買ったり、おかずはもうあるからとおかず屋さんで白米だけ売ってもらう私をタイ人旦那がよく「恥ずかしい」「日本人はケチだ」と言っていました。
余ったごはんをラップにくるんで冷凍してたら、「こんなことする人はじめて見た」とも言っていた。
彼に限らずタイ人は食べ物をいっぱい買う。と思う。
食べきれないでしょうこんなに、という量を買う、作る。「足りなかったら困る」から。
そして暑い国なので、残ったものはけっこうあっさり捨てる。
こういう気候と文化なのだからそれはそれでいいのだろうとは思うんだけど、やっぱり食べ物をざかざか捨てるのには抵抗を感じるし、「ちょっとだけ買うのは恥ずかしい」はほんとよーわからん。
なんで恥ずかしいのや~ 「ケチだ」と思われるのが恥ずかしいのかな??
田舎の人は周りの目がある分余計にその傾向が強い気がします。
先日ブログに書いたサンデーのママの親御さんもそう。
結納も結婚式も「しなければいけないもの」らしい。
その割にというか入籍する人は少なく子供がいても事実婚が多いのは、してもあまり意味がない(得することがない)からかしら。夫婦も同姓じゃないし。
入籍してしまうと別れる時に面倒だから、なんて言ってた人もいるけど、本当かなぁ。笑
ノンカイにいる時に何度か参加させてもらいましたが、結婚式や婚約式、出家の儀式など、たくさん人を呼んでけっこう盛大にやるんだな~という印象を受けました。
ちゃんとやらないと「恥ずかしい」んだって。
ご近所に見せるために、なるべくお金をかけるんだそう。
それと田舎で外国人と結婚する女性は「周りよりも大きい家を建てないといけない」と思うようで、この辺も見栄っ張りだなぁ…と思う所以です。
タイ人も「タイ人は見栄っ張りだ。特に田舎の人は。」って言ってたしね。笑
形式重視になると必然的にお金がかかります。
結納では奥さんのお母さんへ、結納金&金のアクセサリーを贈るのが定番らしい。
(この後お嫁さんのお母さんが自分のバックにもらったお金とアクセサリーを詰め込む、という儀式をやっていてちょっと笑いました。)
伝統的な式だけの人もいれば、その後洋式の披露宴をする人もいます。
式だけといえどたくさん人を呼んで、お坊さんもできれば9人(タイのラッキーナンバーは9)呼びたい。
そうなってくるとお金がない=結婚できないになってしまう。
それならそれでしなくていいじゃんと思うんだけど、結婚せずに同棲することも「恥ずかしい」と言われてしまうと、当人の気持ちより儀式が優先されてしまってる気がしてしまってモヤるなぁ。
サンデーのママも結婚式をするお金がないから同棲していたのだけど、彼とまた一緒に暮らせるようにふたりともがんばってお金を貯め、無事に式を挙げることができました。
すごいなーと思うと同時に、結婚式ってそんな大事か?とか、親の言う通りにするのすごいなって思ってしまう結婚式したことない私でしたが、親孝行のひとつでもあるんだろうし、きっと大事なことなんだろうなぁ。
タイは家族の絆も強いしね。
ちょっと前に、会社で新入社員の歓迎会と称してみんなでごはんを食べに行きました。
オフィスから会場へ移動する時のタクシー代をぼっすが社員に渡したんだけど、翌日ぼっすがおつりを請求した時もなかなか沸きましたね。笑
「上司がおつりを返せなんて言うの信じられない!」
「恥ずかしくないのか!?というか若手に言うの恥ずかしいから私が払う!!」とリーダー的なスタッフが立て替えていました。
「マイコ、日本ではこれが普通なのか」「タイでは絶対にありえない。お給料が高い方が低い方にお金を渡しておつりを寄こせだなんて、タイ人は絶っっっ対言わない。」と真剣に詰められましたが、私がぼっすだったらおつりもらわないかなぁww
ちなみにぼっす的には、
スタッフ「おつりです」
ぼっす「ああ、要らないよ」
というやり取りがしたかったらしい。でも言わずに黙ってもらおうとするのが許せなかったんだって。めんどくs
こういう会話をしないといけないんだよと教えてあげたら、呆れていました。笑
タイ人は見栄っ張りと言うか、恥ずかしがり屋さんなのかもしれないね。笑
それで日本人は…えーと。。。色んな人がいるよね!!
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