夜中ふと目が覚めると、嗅いだ覚えのあるあの臭い…
そう。
おしっこ。泣
思い切り疲れた日にはよくやらかしてたナ~;; オムツするんだったナ~;; くぅぅ~ホテルで~;;
と思いつつもたいした量ではなかったし起こすのもかわいそうだし、タオルでカバーして朝まで寝せることに。
したら朝方盛大に追加してくれた。号泣
はしっこがビッショビショになってしまった枕を洗い、濡れタオルでシーツを何度も拭いて、タイ語でごめんなさいとメモを添えた。
朝イチで大使館→外務省とハシゴしなくて良くなってほんとに良かったぁ~
とか思いながら。
ロビーに降りて入り口を見てみると、昨日チラッとしかいなくて息子さんは会えなかったオウムが鎮座していた。
息子さんに教えるともちろんparrot!! parrot!! と大喜び。
カラフルなぬいぐるみみたいなオウムたちは人慣れしていてほんとかわいかった。
怖がりな息子さんもひまわりの種を手であげようとしたりしてはしゃいでた。
一番人なつっこいオレンジが息子さんはお気に入りだったみたいだけど、私はこの子↓のほっぺたがたまらなかった。
きゃわわわわー
しばらくオウムで遊んだ後は朝食ブッフェ。
ホテルの朝食ブッフェ大好きっ子な私。種類もお味も満足の内容でした。
息子さんはひたすらソーセージとハム、スチームライスをお代わりしつつ食べてました。
肉と米… まぁ昨夜は鶏一羽いくの?て勢いで肉のみだったけどね… みたいな。
クロワッサンとかもっと食べたかった~
場所もいいし部屋も綺麗だったし、朝食ブッフェ付き、プールもあってオウムと遊べて一泊1,000バーツ(3,000円)はなかなかのコスパではないかしら。
次もここにしようかな。
と、のんびり朝を満喫してたらすでに9時。
前日ホテルの人が教えてくれたクリーニング屋さん(下着も洗いたかったのでホテルのサービスじゃなくてコインランドリーないか聞こうとしたら多分貧乏だと思われて連れてかれたキロ50バーツのお店)に頼んだ洗濯物ができてるハズの時間だったのでふたりで取りに行った。
昨日話したオバチャンがお店の前にいて、私に気づくと店内へと連れてかれた。
あからさまに違う人のを渡されそうになったので、あれじゃない?と隣の部屋の床に置かれたビニール袋を指差して私が言うと、オバチャンは持って来て袋に顔を突っ込んでにおいを嗅いだ。
ま、まさか。。
オバチャンは微妙な顔をしている。
「洗ってないの!?」と聞くとうーんと首をかしげて嗅いでみろと言わんばかりに袋の口を開けてよこした。
洗濯洗剤の香りはひとつもしないし、何より衣類が昨日突っ込んだままの状態で、どう考えても洗われていなかった。
オバチャンは荷物が小さいからどうのとか言い訳を始めて、今から洗ってやる夕方何時だったらいいんだとか言い出し、今から帰るんだよ!と言うとoh…みたいな顔をした。
だからなんで謝らないんだよタイ人~
めっちゃタイ人~
と思ったところでどうにもならないので、払ったお金返してと言うと、払ったの?いくら?ってそれも忘れてるんかい!ていう。
商売になるのかあれで。。
バオが渋々乗ることをOKした夜行列車で着替えるのは諦めて、部屋に戻りシャワーを浴びて荷物をまとめいざ出陣。
すでに10時になっていた。
タクシーでまぁ一時間はかからないだろうし、翻訳してお昼までに出せばいいだろ~と余裕をぶっこいてたら見事に外務省を通り過ぎてイミグレーションに連れて行かれた。
なんか違う気がする…とインフォメーションで聞いたらきっぱりとここじゃないよと言われてしまった。
確認したのに~;;
わかるって言ったじゃないか~あの運転手め~;;
入り口のセキュリティの人もうんうんここだよって言うから荷物検索受けたのに… ア、アホか~;;
ていう。
時計を見たら11時少し前。慌てて出てバイクタクシーに乗り今度こそ外務省へ。
翻訳屋見つけられるかな~と思いながら、ていうか外務省行ったら翻訳屋の方から客引きしてくるんじゃないのと思ってたら誰も声かけてくんなくて、まじ?とちょっと不安になりつつエスカレーターを登ると目の前に翻訳と書いたカウンターがあった。
窓口で昨日大使館で受け取った書類を出しタイ語に翻訳してハンコもらいたいんだけど。今日中に!と言うと「今日は無理だよ。」とお姉さん。
翻訳は一時間でできるけどハンコは3日かかる。と言う。
倍額払えば即日できるってネットに書いてあったし、できるでしょと言っても無理だって言う。
朝イチで来ないとダメだよ。もう11時だよと。
キャー>< みたいな。
郵便でも送ってくれるよとお姉さん。それじゃ間に合わないのと言ったけど無理の一点張りなので、先に直接窓口で聞いてくると言って翻訳をお願いするのは一旦中止。
階段を上がって認証窓口のある3階フロアに着くと警備員みたいなおじさんがどうしましたかと声をかけてきた。
今日中にハンコが欲しいのと必死な私にちょっと引きつつ、申請用紙の所に立ってたおじさんに言えと指さした。
セカンドバッグを小脇に抱えた背の高いおじさんはなんか胡散臭かったけど、翻訳して今日中にハンコが欲しい旨を伝えると大丈夫できるよと言った。
どうやら翻訳屋らしくて、これが400バーツ。こっちが300バーツね。一時間でできるからお昼には申請できるよ大丈夫だよと。
ちょっと高いような気がしないでもなかったけど他を探す余裕もないし、何よりハンコもらえるよと言うおじさんを信じたい自分がいた。w
言われるがままに電話番号を伝え、椅子に座りおじさんが戻ってくるのを待つことに。
見渡すとけっこうな人。
日本大使館みたいなもんかと思ってたから、これはやってしまったかも~;;と思った所で時すでにお寿司。(こればっか)
無邪気にタブレットのアプリゲームで遊ぶ息子さんがママもやってとしつこいので、心ここにあらず状態でゾンビと戦いながらおじさんを待った。
12時直前にタイ語翻訳を持ったおじさんがやって来て、お金は後でいいから早く申請しておいでと言う。
「大使館でもらった英文の書類をタイ語翻訳して認証を受ける」という情報を鵜呑みにして、もらった書類だけあればいいと思い込み、申請書も書かずにゲームして待ってた私の申請書記入を手伝ってくれて、パスポートのコピーはと聞かれてない~><と言うと走ってコピーを取りに行ってくれた。
胡散臭そうとか思ってごめんなさい~;;と心の中で謝りつつ申請窓口に駆け込み書類を出して今日中にハンコが欲しいと言うとまた「無理だよ」と言われた。
今日の夜ノンカイに帰るの。というと郵便で送ってあげるよと。
それじゃダメなの。明日婚姻届けしに行くのと言うと呆れ顔で「なんで今来るの~。10時までに来ないと今日中は無理だよ。」ですって。
あわわわわである。
のんびりしてた自己責任とは言えあわわわわである。
申請窓口の職員は懇願する私にあっちで相談してみてと番号札をくれた。
普通の受付けの番号札と、相談用のがあるっぽかった。
受け取りなどをする窓口の横に電工掲示板付きのドアがあって、中で相談できる仕様になってるらしく、慌てて駆け込み、デスクに座った岸田今日子そっくりの職員さんにハンコが今日欲しいのと訴えるとまだ順番じゃないから外で待てとたしなめられた。
慌てていたのでちゃんと見てなかったけど、電工掲示板に番号が表示されるまで待たなければいけなかったらしい。
外に出て掲示板を見るとあと4人待ちだった。
おじさんが立っていて、どうだったと聞くので番号札を見せて申請窓口で今日は無理だと言われたことを告げると、大丈夫大丈夫。呼ばれたらあそこで相談して。優しい人だから大丈夫だよ。丁寧に話すんだよ。とアドバイスをくれた。
おじさーん;; みたいな。
うっかり忘れそうになった翻訳代をおじさんに支払い、ドキドキしながら順番を待って、再度部屋に入り岸田今日子さんにさっきはすいませんと謝り向かいの席に着く。
夕方ノンカイに帰るから今日中に必要だともう一度言うとまた郵便で送ってあげると言われた。
渾身の悲しい顔でそれじゃダメなんです明日婚姻届けしに市役所に行くんですと訴えると、少し間を置いて申請書に「今日中」と書いてくれた岸田先生。
き、岸田先生~;;
書類を持って再び申請窓口へ。
今度は普通の番号札をもらい、程なく呼ばれて「1,600バーツです」と。
3日かかる認証は400バーツ。即日なら倍の800バーツ。2枚あるからこのお値段な訳ですが、日本円で約4,800円。。ハンコもらうだけで4,800円。。
た、たっか~;;
みたいな。
2,000バーツ渡すとお釣りは名前呼ばれるまで待ってと言うのでまた座って待つ。
時計を見るともう午後1時になるところだった。
何人かまとめて名前を呼ばれ、ホチキスでお釣りを留めた領収書を受け取る。
何も言われないので、あの~番号札とかありますかって聞いたら名前を呼ぶと。
えーと時間はどれくらい… と聞くと「3、4時間。」という答え。
さ、3~4時間… (しろめ
時間潰しも兼ねて下のフードコートでごはんを食べることにした。
降りて行くとおじさんがいて、どうだったと聞くので、今日もらえるけどあと3~4時間だって… と言うと腕時計を見ながら多分2時間くらいでできるよ。と言ってくれた。
そうだといいなぁ~と思いながらフードコートでお昼ごはん。
お値段もお手頃で味も悪くなかった。
この間しっかりコンセント近くの席を確保して電気泥棒。タブレットの充電がなくなったら息子さんが大変なことになってしまう。
コーヒーを飲んで一息ついて、2時過ぎにはさっきまでいたフロアに戻った。
部屋の隅でまた電気泥棒しつつ待つことに。
「待つ」ってほんと疲れる…
時間が全然進まない。
おじさんはまた3階でお客さんの相手をしていた。
3時頃かな。領収書を持ってあそこの窓口でできてないか聞いてごらんと言うので期待を胸に窓口で聞くと、書類を探してくれた後に「まだだよ。あと一時間待って。」と。
やっぱりだめですか。。;;
ていう。
おじさんはまた胡散臭そうな男性(失礼)と一緒に仕事をしていて、あの人が中で掛け合って早くしてって言ってくれるからね。もうちょっと待ってねと言ってくれた。
ほんとかな~と思いながらもお礼を言って、気分転換に下にパン買いに行ったりしてまた待った。
ノンカイからの夜行列車は18時半発だけど、バンコクからのはどうだったっけ。。19時とか20時とかだってバオは言ってたけど。4時に受け取れるとしてもう道は渋滞してるのかな。タクシーで間に合うかな。とか少し不安になりつつも待つしかないので再び待つこと30分。
またまとめて名前を呼ばれ、窓口で領収書を回収された。そこで呼ばれるのを待てと言う。
20人くらいいたかな。
みんな窓口の目の前に座って待ってるので、私も隅でゲームしてる息子さんにちょっとここで待っててねと言って窓口前で待機。
領収書を回収したんだから順番に配ってくのかと思いきや全然呼ばれない。
ひとり呼ぶと次までしばらく時間がかかる。。
何故回収したのか。謎。
しびれを切らした人がひとりまたひとりと窓口に聞きに行ったりより窓口の近くに移動したり。
他の人たちも相当待ってたんだろう。ちょっとイライラしてるっぽかった。
いつの間にかフロアからいなくなってたおじさんから電話が入り、どうだと聞くのでまだと答えるとそうか。。と。もらえたら電話してね、と。
エラい気にかけてくれるんだな~とか思いつつ。
結局名前を呼ばれたのは午後4時過ぎ。
言われた通り、申請から3時間。
外務省に着いてからは5時間が経過していた。(しろめ
この↓割り印とシールみたいなんが書類一部につき800バーツで3時間。
できることなら二度とお世話になりたくない施設である。
バオとおじさんに書類を受け取れたと電話を入れ外に出る。
駐車場の出口の人にタクシーでファランポーンに行きたいと言うと門の外にいたバイタクのおっちゃんたちに告げてくれた。
通りで流しを捕まえるように言われ、小太りのおっちゃんが一緒に待ってくれる。
道はすでに渋滞し始めてた。と思う。
ファランポーンに泊まるのかって聞かれたから、夜行列車でノンカイに帰るのって言うと、一番近いラクシー駅でも多分乗れるよ。ドンムアンでもいいし。ファランポーンまで戻る必要ないよともうひとりのCHAGEみたいなおっちゃんが言う。
ヒャダ!!そう言われてみればその通りじゃない!!ドンムアン近いの知ってたのに、なんでこの渋滞の中余計なお金払って始発のファランポーンまで行こうとしてたのかしらアテクシ!!
ありがとうCHAGE!!
いや~ほんとうっかりしてた。
人間アセるとバカになるんだろうな~
ラクシー駅はどんなか微妙だったので、隣のドンムアンに行くことに。
小太りのおっちゃんがもっと先で拾おうと言うのでついて行くと、タクシーを停めて行き先を告げてくれた。
バイタクに乗りもしない私になんて優しいおっちゃんたち。。;;
夕方5時くらいにドンムアン駅に着いて、夜行列車の切符を買うと、出発時間のところには「20:50」と記載されていた。
よ、4時間待ち… ;;
ちなみに国鉄駅なのでとっても簡素。
周りには何もない訳で。
いや。最悪駆け込もうと思っていたドンムアン空港が目の前にあるんだけどね。もちろん行ったけどね。
いつも飲んでるスムージーの5倍の値段がするストロベリースムージー飲みながらひたすら時間潰し。
途中からノックエアーカウンター前のコンセント近くで電気泥棒しつつ待って待って待ったよね。
なんかの修行みたいな日だったわ。ほんと。
夜行列車もしっかり遅れて到着。
疲れでまたもおかしくなり落ち着きのなくなった息子さんは性懲りもなく椅子から転げ落ちて泣いた。
これはもうどうしようもないですね、ハイ。
でもゲームしながらも暴れずに長時間待っててくれた息子さん。
エラかったと思う。助かった。
ありがとう息子さん。
ありがとうタブレット。
おなかのベビーも大変だったろうな~
電車に乗りすぐに乗務員さんを捕まえてベッドを作ってもらい、狭いながらも横になれる喜びに浸りました。
やっぱバスより電車がいいな私は。
息子さんもすぐに眠りに落ちた。
ほんとにーありがとうねと何度も言っていっぱいちゅーした。
こうして弾丸バンコクツアー、無事に終了の運びとなりました。
それにしても毎回長文になっちゃうな私は。
まとめられな~い