そう。めっちゃくちゃ楽しかったのだ。一度目も最高だと思ったけど、それ以上に良かったのには多分理由があるんだよなーと、
自分なりの分析。とか言っちゃっただけの、いつか自分で読み返した時にもう一度感じたいこと。
前回までのタオ島シリーズはこちら
タオ島思い出日記その3。ナンユアン島でバースデーシュノーケリング編。
そのいち すでに知っていることで色々と楽になるから
ここではこうした方がラク。とか、このお店よりこっちの方が安い、おいしい。ここにあれがあってこっち行くとあれがあって。ここからここまではこれぐらいの距離。とかとか。
移動から待ち時間の潰し方、滞在にいたるまで、こなれ感が出て余裕ができます。
子連れだとこれけっこう重要。
目新しさが半減するかもしれませんが、映画は二回目の方が感動するタイプなので問題なし!一度目で出会わなかった新しい発見もあるので全然楽しい。
最初の滞在でバイク借りて走り回ったのも良かった気がしています。ただ危ないので人様にはおすすめできませんけれども。
そのに 私的妙に落ち着くホテル
前回かくかくしかじかで二泊のつもりが三泊しなければいけなくなって慌てて取った方のホテル、Grand beach resort。今回はここにずっと滞在。即決でここにしました。またここがいいなって思うぐらい、私には居心地が良かったホテル。ホテルっていうかゲストハウス。
海の目の前、進んだ先の左側がフロント。
チェックインのためにフロントへ入ろうとすると、背後から声をかけられた。忘れもしない、アメリカンな巨体の女性。
開口一番「また来たのか。」と笑う彼女。また来たよーと私。「海が好きなの?」「うん大好き。」「何泊する?あーもう予約してるのか。名前は?」と、前回もそうだったけど、これこれ。この距離が近いかんじ。好きなんですよねー。笑
チェックイン時間のだいぶ前に着いた私たち。お部屋の清掃待ちの間レストランでごはん食べてるねーと荷物だけ預けてレストランへ。すると見覚えのある小さな女の子が寄ってきて、話しかけても全然しゃべらないんだけどずーっと私たちの傍にいて離れない。
どこからか女の子のおばーちゃんらしき人が出てきて、私たちのことを覚えてるよと何度も言う。息子さん2が大きくなったと言いながら、彼女のケータイに保存してあった息子さん2と女の子の写真を見せてくる。
私も撮った写真の、フロントの中から撮ったバージョンの写真。息子さん2と女の子がガラスを隔てて遊んでる写真だった。ほら!と見せてまた覚えてると言う彼女にキュンとした。
家族でやってるホテルなのかな。すごくアットホームで、なんか好き。
チェックイン待ちやチェックアウトの後もその辺で好きにいさせてくれるのがまた我が家にはありがたくて。まぁタイのホテルだいたいそうだけど。
前回も今回も息子さん1がこちらのフロントにだいぶお世話になりました。ほんと、家かよ…
レストランのボーイさんたちも含めみんないいかんじにヤル気がなくて、まったーりしている。
ごはん食べてる私たちの前でサッカーみたいの始めてみたり、ティッシュ鼻にくっつけて息吸って落とさないようにしながら誰が一番歩けるか競争して遊んだり。小学生男児かなみたいな。
お客さん迎えに行ったレックさん(TAXI BOATの運転手さん)がでっかをい魚釣って帰って来たら(ワイルド)、みんなでわーってそっち行っちゃって魚と一緒に写真撮ってみたり。
働く姿勢が最高だなと思いました。
そりゃこんなところで働いてたら、働けないよね。笑
余談ですけど、初日の食事代をチェックアウトの時に宿泊料と一緒に払うねと言っておいてダーイダーイ(いいよ)って言ってたのに清算の時宿泊料しか請求されず。
ごはん代は?って聞いたらレストランに行って戻ってきて多分従業員がレシート捨てちゃった…って。何と何食べた?って自己申告制。笑った。
そしてチェックアウトの時にはでっかい彼女がまた「次はいつ来るんだ?何日?」とか聞くので、日付!?ってちょっと笑いながら、つい「えーと、お正月かなっ」と答えてしまった。
「正月な。」と今度は息子さん1に言う。
本当にまた来たくなってしまう。かしこまったサービスよりこういうのにめちゃくちゃ弱いのだ。程よく距離が近い人が好きなんだろうか。多分そうなんだろうなぁ。この距離の近さもほんと絶妙なのよね。笑
そのさん 一番大きな要因はやっぱり
お友達ファミリーが参戦してくれたことに尽きます!
おかげで家族だけとは全然違う旅行になりました。
シュノーケリングはじめできなかったはずのこともできたし、子供たちもお友達がいることで二倍楽しかったから。
本当に彼らの行動力と瞬発力に感謝しかないというか、インスタやってて良かったです。笑
あの旅行から帰ってきて家に着くや否や玄関先でお友達ファミリーの末っ子ちゃんの名前を呼びながら泣き出した息子さん2は、あれから毎日末っ子ちゃんの名前を呼んでいる。
さすがに一ヵ月近く経って毎日泣いてたのが泣かなくはなったけれど、朝起きると彼女と遊びたいと言うし、夜は夜で言うし、というか昼夜問わず言うんだけど。
「〇〇ちゃん…Ocean…sand…」と目に涙をためて口をへの字にすることもあれば、
「えっとー〇〇ちゃんとね、Oceanして、sandしたい!」と元気に言ってみたり。とにかく毎日欠かさず言っています。かわいい。
学校に行きたくないのも加わって、「No school, Yes 〇〇ちゃん」みたいな決め台詞も言うようになりました。しかもジェスチャー付き。No music No lifeみたいでかっこいいです。やっぱyoutube育ちは違うなーと感心してみたり。w
何がすごいって末っ子ちゃんとは別に旅行先で初めて一緒に遊んだ訳ではなくて、それまでもさんざん一緒に遊んでいたのにこれなのがすごい。一体どれだけ楽しかったのかと。
毎日泣かれたり〇〇ちゃん〇〇ちゃんとぐずられるとかわいそうにもなるんだけども、それだけ強烈に楽しかったんだと思うとなんだか嬉しい親心。
3歳の子がこんなに言い続けるってなかなかないんじゃないかなぁって。少なくとも1の時にはなかった現象。こんな風に心に残る旅行になったのが私はとても嬉しいのです。それもこれもお友達ファミリーのおかげ。
また一緒にタオ島はなかなか行けないだろうけど、近場の海にでもまた一緒に行けたらいいねーってママさんとも話してるところ。
ほんとにまた一緒に海で遊べるといいなぁ。行けることになったら今回忘れちゃった浮き輪と砂遊びセット持って行こう。
きっと喜ぶだろうなぁって、想像するだけで楽しみ。
思い返すと楽しいこととやさしいことばっかりでほっこりする。タオ島だけじゃなくて、タイには心に余裕がある人が多い。一緒だったお友達家族もそう。それがとても心地良いのだ。
タオ島に行く前からだけど、ここんとこずっと妙な幸福感が続いていて、なんでだろうって不思議だったんだけど、実生活で驚くほど悪意に触れていないからじゃないのかなって思ってます。
脳みそがお花畑で気づいてないだけかもしれないけどw
そんな気がするの。
話が逸れてしまったけど、タオ島日記これにておしまいです。長らくお付き合いくださった方ありがとうございます(*^^*)
いつか綺麗だって噂の他の島にも行ってみたいけど、行けるかなぁ。笑 息子さん1にもまたナンユアン島でのシュノーケリングをねだられているし、母もタオ島行きたい。笑笑
***電子書籍もよろしくお願いします***