前記事の続き、帰り道編です。
別名パタパタ市場って言うんでしたっけ。線路沿いにあり電車がすれっすれを通っていくのであまりにも有名なメークローン市場。
市場に入ってくる電車の写真は撮ったことあるけど、是非電車に乗ってみたい!乗ってみたいわ!?という人の参考になれば幸いです。
思いつきで「メークローン市場へ寄り、かの有名な市場の中をぐいぐい入ってくる電車を見学しその電車に乗って帰る」ことにした私たち。
唯一のメークローン市場経験者であり電車を乗り継いでバンコクへ帰ったことがあるというメンバー切っての機動隊長がすぐさま電車の時間を調べてくれて、更には電車を乗り継いで帰るのではなく途中からロットゥーで帰る方がいいかも~と、とにかく何から何まで調べてくれました。
右も左もわからない私とサーファーママは「自分、ついて行きます!!」状態。
荷造りをして、宿の人にボートで送ってもらう。
ボートに乗る前に昨日のトゥクトゥクのおっちゃんにダメ元で電話すると、ふたつ返事で迎えに来てくれるとのこと。
タイだから来る来る言ってて来てくれないのも予測してたので半信半疑ながらもお礼を言った。
お寺のボート乗り場に着くとナイスタイミングで目の前にソンテオが停まっていて、宿の人があれに乗れと言ってくれたのだけどおっちゃんが向かってくれているはず…と念のためもう一度電話して確認、ソンテオはお断り。
ボート乗り場の目の前からソンテオに乗れるんですね。
昨日はいなかったムーピンやおやつの屋台で買い食いしながら待っていると、おっちゃんが颯爽と現れました。
来た時と同じくぎゅうぎゅうでメークローン市場まで戻り、来た時と同じ200でいいと言ってくれたけど250バーツ払いました。
「水上マーケットに行きたかったら連れて行くから電話しろな。」と言ってくれたおっちゃん。いつかまた来ることがあったら電話しよう。
いざメークローン市場へ
荷物もあるし、甘くないコーヒーに飢えていたのでgoogle mapを駆使して「電車が見やすくてしかもエアコンがついていそうなカフェ」へ。
市場の端の方で電車が入ってくるあたりにあるHiigというお店に落ち着きました。
マンゴースムージー推しのお店のようです。カフェインジャンキーなのでカプチーノを頼みましたがたしかに具入りのマンゴースムージー美味しそうでした。
駅から少し離れてしまったけどエアコンはあるし(市場の中にカフェはあるけどオープンエアがほとんど)店内も以外と広い&充電もできたので良かったです。
テラス?席もあり電車スレスレで食事を楽しむこともできますよ暑そうだけど。
電車見学から乗るまでは20分!
お目当ての電車は11:10着。
11時くらいに外に出ようとしたら、お店の人が「マダーム電車が来たら呼んであげるよ。私は音が聞こえるから来たらわかるんだ。」と言ってくれたので席に戻って待ちました。
待つこと数分、マダームと呼ばれて行くとお店の看板を畳んでホラここに立ってと至れり尽くせり。手慣れた様子でお客さんを並べ、電車が通り過ぎたら線路に出て写真撮ってもいいからねーなどと指示を出す店員さん。
おかげで誰とも争うことなく電車スレスレのポジションを確保できました。もっと殺伐としてるのかと思ってた。笑
この電車が出発するのは11:30。
電車を見送り急いで駅へ向かう。線路の上は狭い上に人が多く歩きにくいのでお店の裏から出てKasem Sukhum通りを歩きました。
ちなみに市場では何も買っていません。笑
地元民のための市場ということでお土産になりそうなものも少ないし、多分ここに来る人たちは電車の写真目当てなので飲み物ぐらいしか買わないのではと思います。
これだけ観光客が多いのだからもっとお土産売ったらいいんじゃないかなぁと思うのだけど。これからどんどんそうなっていくのかも。
小さな駅は電車と写真を撮る観光客でごった返していました。
噂には聞いていたけどすごい人。
ただそのすごい人も電車に乗るのではなく写真を撮っているので切符売り場に人は並んでいないし、座席にも座れます。
目指すは終点。料金はひとり10バーツ。
↓インスタに電車から市場を撮った動画も載せたので良かったらクリックして見てね。
のどかな景色を眺めながらの電車移動
電車には「ひと駅だけ乗る」観光客もちらほらいましたが満席にはならない程度。
ひと駅目でだいぶ人が降りてスカスカになるので、ゆっくり座れます。
運転席のドアには「ハームカオ ห้ามเข้า (立ち入り禁止)」と書かれていましたが、車掌さんが開けてくれて、一番前からの景色が見れた子供たちが大喜び。
長男はしばらくここから動きませんでした。
基本的に特に何もない景色。
緑と民家。
目的の駅付近になると、船が見えてきます。
窓を全開にして風と土埃と緑のにおいを浴びながらの小一時間。なかなか気持ちが良かったです。
電車→ボート→ロットゥーでバンコクへ
メークローン市場から小一時間ほどの、終点Ban Leam駅で電車を降ります。
ボートで川を渡る
そこから歩いてChalom pierまで。
乗ってきた電車の後ろを横切り線路を越えて、10分ほど。
この駅の近くがまたのどかでした。
Local children.#children #banlaem #thailand #familytrip #holidays
ここからマハチャイへ渡ります。向こう岸のMahachai pierまで大人3バーツ。子供は無料。
バイクごと乗れるボートです。
水面が見えないほどの水草をかき分けてゆっくりと進むボート。
Mahachai pierに降りてすぐのシーフードレストランでお昼を食べました。
風が気持ちよくて、ごはんもどれも美味しかったです。
メニューにないものも聞けば作ってくれたので、子供が多かったし大皿料理ではなく各自好きなものを注文。
ガイドブックに必ず載っているらしいプーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)も、大皿だとそこそこしますが具を替えてごはんにかけてもらえばお手頃。
パッポンカリーはまた白米に合うんだよね。
イカのパッポンカリー(カレー炒め)海老入り。(海老も入ってるんかい!) 80バーツ。
大変美味しゅうございました。
近所に欲しいこのレストラン…
ロットゥーでバンコクへ
おなかが膨れたらロットゥー乗り場を目指します。
「南バスターミナルじゃなくてアヌサワリー行きが出てるみたい!」と機動隊長。
座ってるだけの私とサーファーママ。
ロットゥーでアヌサワリーまで行けるなら南バスターミナルよりだいぶ家に近くなるので有難い限り。
ロットゥー乗り場は船着き場から徒歩10分ほど。暑かったのでちょっとしんどかったですが、乗ってしまえばバンコクまではあとちょっと。
着いたらちょうど発車直前でした。
アヌサワリーまでひとり50バーツ。
暑さと猿で寝不足だったので爆睡でした。あっ
という間にバンコク。多分一時間くらいで着いたんじゃないかしら。
アヌサワリーからのタクシー代は南バスターミナルまでの半額ぐらい、100バーツほどで家に帰れました。
乗り換えで少し歩かないといけないので天候によってはちょっとつらいけど、子供たちも喜んでたし電車で帰るの楽しかったです。
個人的にはロットゥーにずっと乗ってるより良かったなぁ。
ご興味ある方は是非挑戦してみてください!
以上です~ ではでは☆
(追記:バンコクから行かれる方はエカマイバスターミナルから行けるようになったのでそちらがおすすめです!こちらの記事を参考にしてください。)
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